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サワ、宮城県東松島に第5工場を新設、コマツから用地購入

 半導体製造装置部品メーターの㈱サワ(山梨県上野原市)は、宮城県東松島市大塩のグリーンタウンやもと工業団地に工場を新設すると、複数メディアが発表として報じた。同市内5カ所目の工場で、同団地への立地は初めて。半導体市場は拡大が見込まれ、受注の増加を受けて増設を決めた。2023年8月に着工し、2024年12月の稼働を予定。

 新工場は同市のグリーンタウンやもと工業団地の敷地約1万9,000㎡をコマツから購入、延床面積約4,000㎡の建屋を建設する。 2023年8月に着工し、2024年12月の稼働を目指す。用地の取得費や設備費を含めた投資額は約15億円。半分を津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金で賄う。初年度の新規採用は15人程度で、50人程度まで従業員規模を拡大する。

 同社は半導体製造装置大手東京エレクトロン(東京)に部品を供給する。2011年4月に同市川下のひびき工業団地で第1工場を稼働して以降、増設を続け、現在は4工場が同団地で操業している。

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