コマツフォレスト、未来の持続可能な森林機械を開発

Komatsu Forest （コマツフォレスト）: 2023年6月21日、スウェーデン

　コマツフォレストでは、さらなる将来への投資を進め、林業機械の電動化を中心とした全く新しい開発部門を構築しています。このイニシアチブにより、同社は森林機械業界で主導権を握り、森林機械からの正味二酸化炭素排出量の削減を支援したいと考えています。このイニシアチブは、持続可能性がビジネス全体の基本である会社の目標と完全に一致しています。

　「私たちはカーボンニュートラルに近い生産施設を持っており、森林機械の使用によるCO2排出量を削減するために同じ目標意識で取り組んでいます。ビジョンは「正味ゼロエミッションの職場」に到達することです、とコマツフォレストのCTOであるErik Nilsson（エリック・ニルソン）は述べています。

　「森林機械の環境への影響を減らすことに対するお客様やパートナーへの関心が高まっています。私たちは、2030年までに製品からのCO2排出量を50%削減することを目指しており、その前に何かが市場に出回っていることを期待しています」と、コマツフォレストのマーケティング&セールス担当副社長であるPeter Hasselryd （ピーター・ハッセルリッド）は述べています。

　森林の電化のための開放は、コマツフォレストにとって画期的な技術ステップであり、同時に大きな課題を提起しています。機械はオフグリッドで動作するため、新しい機械ソリューションを開発する際に考慮すべき多くの側面があります。機械がさまざまな種類のエネルギーメディアを使用できるようにするには、森林内の職場にエネルギー分配ソリューションが必要です。

　「私たちは喜んで先導しますが、協力とパートナーシップは森林の移行の重要な部分です」とErik Nilsson （エリック・ニルソン）は述べています。成功するためには、顧客に再生可能エネルギー源を使用する能力を提供できる新技術と新しいシステムソリューションの開発が必要です。

　新しい開発部門は徐々に拡大され、同社はいくつかの異なるタイプのコンピテンシーを持つ人材を探しています。

「私たちは、電気自動車開発者、ハードウェアおよびソフトウェア開発者、計算エンジニア、エネルギー、油圧、メカニックのアプリケーションエンジニアを探していますが、持続可能な未来のための製品やソリューションの開発に真の関心を持って、車両認証やテストなどの分野で新しいコンピテンシーが必要であることもわかります」とNilsson （ニルソン）は述べています。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。