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EARTHBRAIN、ブームスイング式油圧ショベルの全スイング範囲に対応した「Smart Construction Retrofit」の販売を開始

・全てのスイング範囲で3Dマシンガイダンス機能が利用可能に

 ㈱EARTHBRAIN(東京都港区)は7月3日、ブームスイング式油圧ショベルの全スイング角度に対応した「Smart Construction Retrofit」を販売開始すると発表した。

 「Smart Construction Retrofit」は、油圧ショベル・ミニショベルなど従来型建設機械に後付けすることで、安価かつ手軽に3Dマシンガイダンス機能などのICT機能を実現するサービス。これまでブームスイング式油圧ショベルで同サービスを利用する際は、あらかじめ設定した角度の作業のみ対応していたが、今回新たにブームスイング部にも角度センサを追加することで全スイング角度に対応し、作業の全範囲で3Dマシンガイダンス機能が利用可能となる。※1※2

 なお、すでに従来の「Smart Construction Retrofit」を利用中の顧客も、追加キットを購入することで全スイング角度に対応したサービスを利用できる。

 今後もEARTHBRAINは、建設現場のデジタル化を実現することにより、生産性・安全性・環境性を向上し、スマートでクリーンな未来の現場の創造に取り組んでいく。

※1 サービス開始当初は、コマツ製「PC30MR-5」「PC45MR-5」において全てのスイング範囲での利用に対応する。今後、コマツ製以外のブームスイング式油圧ショベルも含め、対応機種は順次拡大する予定。
※2 ブームスイング式油圧ショベルの全てのスイング範囲で3Dマシンガイダンス機能を利用する際は、コントローラのファームウェアや「Smart Construction Pilot」アプリケーションのバージョンアップ、および刃先精度を担保するための各機種専用の治具を使用した取り付けが必要となる。

■株式会社EARTHBRAIN 会社概要
 株式会社EARTHBRAINは、建設現場のデジタルトランスフォーメーションを実現する「Smart Construction」を提供し、建設業界の安全性、生産性、環境性の飛躍的な向上を実現することをめざしており、コマツ(株式会社小松製作所)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社野村総合研究所の4社が出資している。

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