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住友重機械、約100億円投じて横須賀製造所に研究開発拠点を建設

 住友重機械工業(東京都品川区)は6月13日、横須賀製造所(神奈川県横須賀市)内に要素技術・新商品の研究開発拠点「新技術研究所」を建設すると発表した。今後、より重要となるIoT/AI/データサイエンス、自動/自律化、そして脱炭素および二酸化炭素利用・貯蔵技術分野の設備を整備・拡張することで、新たなアイディアの発掘、イノベーションに繋げていく。

 新しい研究所は、「創発する空間」をコンセプトに、研究員や同社グループ社員間の相互交流を活性化する場を多数設置する。憩いの場としての食堂、リフレッシュラウンジ等、世界中のグループ社員が生き生きと働ける環境の設備を進めていく。また、同社の保有技術を紹介するギャラリーを設置し、同社グループだけでなく、社外のパートナー企業との新技術の創発、協創に取り組んでいく。

 環境面では、屋上に太陽光発電設備を設置するとともに、空調機・照明等の省エネ性能を高め、「ZEB Ready」認証の取得を目指す。研究所内に人事、総務、情報システム部門も設置し、製造所全体の運営や情報通信機能の拡充・強化を図り、地域の安全・防災拠点としても活用していく。

<「新技術研究所」の概要>
所在地:神奈川県横須賀市夏島町19番地
建屋面積:4,100m2
延床面積:19,600m2
階数:5階建て、屋上施設あり
収容人員:約700名
着工:2023年10月(予定)
竣工:2025年1月(予定)
投資額:約100億円

 ニュースリリース

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