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CKD、マレーシア新工場の不動産取得を完了

 マレーシア投資開発庁(MIDA)およびCKDは6月1日、CKDが2023年5月8日付で発表したマレーシア工場用地・建物の取得申請を州当局が承認し取得完了したとともに、MIDAから製造ライセンスを付与されたと発表した。

 CKDは、敷地面積8万平方メートルを超える工場の取得により、アセアン地域における機器製品の生産体制を強化し、成長市場を含む製造業全般の堅調な需要拡大に対応し、顧客ニーズに高レスポンスで対応していく。

 マレーシア政府による「2023年日本貿易投資ミッション」において、マレーシア投資貿易産業省(MITI)大臣 ダトスリ・トゥンク・ザフルゥ氏とMIDAの最高経営責任者(CEO)のダト・ウィラ・アルハム氏が来日され、2023年5月29日にCKDと会談を行った。

 MIDAの最高経営責任者(CEO)であるダト・ウィラ・アルハム氏は、「CKDがマレーシアの工場を取得したことは、マレーシアの活気ある半導体と機械のビジネス環境への信頼の証しである。マレーシアは、機器供給、組み立て、エンジニアリングサポートサービスなど、主要な事業者による強固なバリューチェーンを誇っている。注目度の高いビジネスをサポートできる優れた人材プールと相まって、CKDのマレーシアにおける存在感は永続的なインパクトを与え、技術的な進歩を先導し、トップクラスの投資先としての地位を固めるだろう。MIDAは、CKDの事業拡大を全面的に支援し、先駆的な成果を生み出すための環境づくりに尽力している。」と述べている。

 そして、CKD代表取締役会長(CEO)の梶本 一典氏は、「本工場は、アセアンにおけるメイン生産拠点として、お客様のグローバルサプライチェーン構築に対応するとともに、マレーシアの産業発展にも貢献していきたい。」と述べている。

<工場の概要>
現地子会社:CKD Malaysia Sdn. Bhd.
所在地:Lot H.S (D) 70252, PT 2489, Jalan Hi-Tech 11, Industrial Zone Phase 3, Kulim Hi-Tech Park, 09000 Kulim, Kedah, Malaysia
敷地面積:約87,400㎡
建屋面積:約15,800㎡
稼働開始予定:2024年末
総投資額:約40億円

 ニュースリリース

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