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スタンレー電気、約 60 億円を投じて「技術研究所」を建て替え

・光の独自技術を強化

 スタンレー電気(東京都目黒区)は5月22日、約 60 億円を投じて、神奈川県横浜市にある「技術研究所」を建て替え、再構築すると発表した。強みである「光の独自技術」で、社会課題解決に貢献する新しい価値を創出する力を強化する。

 同社は、2023 年度より「第VIII期 中期3ヶ年経営計画」をスタートしている。また、同経営計画のテーマの1つとして、「光の独自技術で新市場開拓」を掲げており、特に悪天候時の運転の安全性向上や、 赤外・紫外といった非可視光を用いた製品により、他社との差別化を図り、新市場の開拓を進めることを 目指している。

 今回、同社グループ最大の研究開発拠点である技術研究所を再構築することにより、光の独自技術として更なる光の効率の追求と、社会から求められているカーボンニュートラルに向けた研究開発を2 つの大きなテーマとし、効率的で活発なコミュニケーションのもと、独自の視点・発想による新技術・新製品の創出を推進していく。

 また、設備・建物においても、CO2 排出量削減に貢献するため、省エネルギー技術・環境配慮技術を導 入していく。

 なお同社は、経営目標達成のための戦略投資として 2030 年度までに約 1,400 億円(うち 2025 年度 までに約 800 億円)を予定しており、この再構築にかかる投資もその一環となる。

 同社は、光の無限の可能性を究め、その価値の提供によってひろく社会に貢献することを目指して事業 活動を行っている。今後も社会課題の解決に繋がる新しい価値を探究し続け、持続的成長が可能な 「競争力のある企業」へ進化していく。

<技術研究所の概要>
所在地 :神奈川県横浜市青葉区荏田西 1-3-1
敷地面積 :約 4,500 m²
投資予定額:約 60 億円
着工時期 :2024 年春(予定)
完成時期 :2025 年末(予定)

 ニュースリリース

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