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ARAV、建設機械向け遠隔操作システム開発および遠隔事業構築に向け伊藤忠などと覚書締結

 ARAV株式会社:2023年5月24日

 建設現場のDX・自動化を目指す東京大学発スタートアップのARAV株式会社(本社:東京都文京区)は、伊藤忠商事株式会社、伊藤忠TC建機株式会社、矢崎総業株式会社の4社間で、建設機械向け遠隔操作システムの事業展開において連携体制を構築することに合意し、覚書を締結致しました。

 これにより、2023年度中の油圧ショベルとキャリアダンプに特化した後付可能な遠隔操作装置の販売ならびに保守パッケージの提供開始を目指します。

 ARAVは、設立以来ソフトウェア制御やロボット工学などの技術と、それらを実装するインテグレーション力を活かして、建設機械をはじめとした各種機械・装置の遠隔操作・自動運転ソリューションを開発しています。

 当社が開発したマルチベンダー対応の遠隔操作装置『ModelV』は、特定の建機メーカーに縛られず、各社の建機に後付けで取り付けができ、すでに40社以上と共同実証実験を行っています。

 伊藤忠TC建機株式会社とは、2020年度より、災害復旧の安全性向上と迅速化を目的とした実証実験を重ねて参りました。この度、伊藤忠商事株式会社、矢崎総業株式会社の2社が加わることにより、販路拡大、および全国へのアフターサービス網の構築を行い、初年度50台の提供を目指します。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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