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アマダ、業界トップ水準の給与に向けた取り組みを実施

中長期的に 3 年間での賃上げ

 ㈱アマダは5月24日、ベースアップと定期昇給による賃金の引き上げを実施すると発表した。業界トップ水準の給与に向けて、2023 年 6月度給与から、3 年間で持続的な引き上げを計画している。

 世界的な人手不足を背景に、中長期的に優秀な人材の確保に加え、さらなる企業の成長に向けた社員一人ひとりの一層の意欲向上につながる取り組みとして、賃金の引き上げを行う。さ らに、柔軟な働き方ができるようなインフラの整備、教育研修の費用や時間の引き上げといった人材の多様化・育成に向けた投資を並行して行うことで、人材面の強化を図り成長戦略を推進する。

 初年度のベースアップは一般職に対して平均 4%の月額 14,000 円、定期昇給と合わせて平均 6%の賃上げになる。ベースアップの対象範囲は一般職に加え、経営職(20,000 円/月額)も 含む。これに伴い、新入社員の初任給も引き上げを行い、2024 年 4 月入社者の初任給は大 学院卒 260,200 円、大学卒 242,200 円になる。さらに、契約社員やパート社員もベースアップ を実施する。

 一般職のベースアップは、10 年間断続的に行ってきたが、過去最高の大幅な改定になる。経営職に関しては 2014 年以来、9 年ぶり、契約社員やパート社員は 2015 年以来 8 年ぶり の改定になる。

 アマダグループは、2023 年 2 月に開設した「Amada Global Innovation Center(AGIC)」を基軸に、 顧客とともにさらなる挑戦と改革を実現する。社員一人ひとりが、顧客の課題解決を通じて社会の想いをかなえ、新しい未来をともに創る企業として貢献していくとしている。

 ニュースリリース

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