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デリカフーズ、大阪府茨木市に新工場建設、西日本での事業を拡大

 デリカフーズホールディングスは5月 12 日、同日開催の取締役会において、連結子会社であるデリカフーズ(東京都足立区)が、新工場建設に係る固定資産を取得することに ついて決議したと発表した。

 現在、デリカフーズグループは 2024 年3月期を最終期とする中期経営計画「Transformation 2024」において、基本方針の一つに「青果物流通インフラの構築」を掲げ、既存エリアでの需要逼迫や空白エリア での拠点新設を目的とした拠点増設を進めている。今回、連結子会社であるデリカフーズ において、関西エリアの新工場(大阪 FS センター(仮称)を大阪府茨木市南目垣1丁目に 建設することを決議した。

 関西地区においては、2002 年 11 月に同エリアの中核拠点として大阪事業所を開設し、順調に売上を伸ばしてきた。新工場ではグループで培ってきた技術やノウハウを活かし、既存 FS センターと同様にスーパーコールドチェーン(4°C以下)の構築、オートメーション化による省人製造ラインの導入や ISO22000 および FSSC22000 承認取得を計画し、今まで以上に高品質で安全・安心な 商品の提供を目指していく。今回の生産能力増強により、同社グループは西日本地区における 一層の事業拡大を進めていく。

<取得資産の内容>
名称:デリカフーズ(株)大阪事業所
大阪 FS センター(仮称)
建設予定地:大阪府茨木市南目垣1丁目
敷地面積:4,621 m²(1,398 坪)
構造・規模:鉄筋鉄骨地上3階建て 延床面積:5,455.32 m²(1,650 坪)
着工:2023 年5月16日(予定)
竣工:2024 年3月29日(予定)
取得価額:約 2,700 百万円
機械(生産機械):約 1,300 百万円 その他約 100 百万円 、合計:4,100百万円

*取得価額の連結純資産額(2023 年3月末)に対する割合は約 53.1%。 *取得価額は、金融機関からの借入金、農林水産省からの補助金および自己資金により充当する予定。

<取得の日程>
取締役会決議日:2023年5月12日 工事契約締結月:2023年5月(予定)
物件引渡月2024年3月(予定)

<施工発注先の概要>
名称:中設エンジ株式会社
所在地:愛知県名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー37 階
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 今井 重利
資本金:200百万円
設立年月日:1968年9月6日
大株主及び持株比率:伊藤忠商事株式会社(50%)、名古屋鉄道株式会社(40%)、 名鉄不動産(10%) 資本関係、人的関係および取引関係はありません。 当社の関連当事者には該当しない。
事業内容:総合工事業(食品工場・物流施設の企画・設計・施工)
1)食品工場・物流施設のエンジニアリング・建設
2)生産・搬送ライン等の計画・設計開発・据付
3)各種施設の設備(電気・空調・給排水衛生)改修提案・
設計・施工

デリカフーズホールディングスとの関係 (注)カット野菜生産設備等の機械装置の取得先については、現在検討中。

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