■セグメント別概況
<コンポーネントソリューション事業>
精密減速機は、前年に引続きEV関連への高い設備需要により、大型の産業用ロボット向け需要が好調であったことから、売上高は前年同期比で増加となった。
建設機械向け油圧機器は、中国市場において需要低迷が続いたものの、欧米、東南アジア市場での需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みとなった。
<トランスポートソリューション事業>
鉄道車両用機器は、国内市場で新車向け投資の抑制が継続し、売上高は前年同期比で減少となった。
航空機器は、防衛省向け及び民間航空機向けともに需要が回復基調となり、売上高は前年同期比 で増加となった。
商用車用機器は、国内における顧客の減産影響が緩和したことから、売上高は前年同期比で増加 となった。
舶用機器は、国内外ともにMRO(Maintenance, Repair, Overhaul)に加え新造船向け需要も好調 に推移し、売上高は前年同期比で増加となった。
<アクセシビリティソリューション事業>
アクセシビリティソリューション事業の受注高は、 前年同期比79百万円(△0.3%)減少し 25,661百万円となった。 売上高は、 同1,668百万円(7.7%)増加し23,203百万円、 営業利益 は、同263百万円(11.5%)増加し2,543百万円となった。
自動ドア事業は、国内外の建物用ドア需要が堅調に推移したことに加え、為替効果により売上高 は前年同期比で増加となった。
<その他>
その他の受注高は、前年同期比1,684百万円(△30.9%)減少し3,766百万円となった。売上 高は、同1,214百万円(42.7%)増加し4,055百万円、営業利益は、同480百万円増加し405百万円となった。
包装機は、電子部品不足による影響が一部緩和したことにより、売上高は前年同期比で増加となった。