・長崎県諫早市と新用地取得に関する立地協定締結
京セラ (京都市伏見区)は4月5日、長崎県諫早市の南諫早産業団地における新工場用地の取得に関連して、長崎県ならびに諫早市と立地協定を締結したと発表した。
現在、エレクトロニクス業界では、スマートフォンなどの通信端末や半導体関連機器の小型化・高機能化、5G普及に伴う基地局やデータセンターの増設、自動車のADAS(先進運転支援システム)やEV技術の高度化など、様々な分野において今後も高い部品需要の伸びが見込まれている。
新工場では、これらの需要に対応するため、半導体関連に幅広く使用されるファインセラミック部品や半導体パッケージの生産を行う予定で、2026年度の稼働を目指す。
京セラは、今後もグループの成長発展をはかるとともに、長崎県の経済活性化や新たな雇用機会創出による地域社会の発展に貢献していく。
<新工場の概要>
名称:京セラ株式会社 長崎諫早工場(仮称)
所在地:長崎県諫早市小栗地区 南諫早産業団地内
投資金額:約620億円(2028年度までの計画)
敷地面積:約150,000㎡(2023年10月:約57,000㎡、2024年:約93,000㎡ 取得予定)
主な建屋:鉄骨6階建1棟(建築面積:13,900㎡、延床面積:77,900㎡)
建設計画:2023年度着工、2025年度拠点開設、2026年度生産開始
製品品目:ファインセラミック部品、半導体パッケージなど
生産計画:250億円/年(2028年度計画)