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JFEエンジニアリング、廃棄物処理プラント基幹的設備改良工事等を受注、5件で約610億円

・プラント5施設を長寿命化および省エネ化

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は3月30日、今年度5件の廃棄物処理プラントの基幹的設備改良工事を受注したと発表した。また、うち3件は、基幹的設備改良工事とともに長期包括運営業務を一括で受託する基幹改良DBO方式※1が採用されており、受注金額は5件合計で約610億円となる。

 近年、公共資産の有効活用が社会的ニーズとして高まっており、施設の改修に留まらず、先進技術の導入による環境負荷の低減やコスト削減が求められています。また、廃棄物処理施設は災害等に対応する防災拠点としても期待されている。

 これらの社会的ニーズを踏まえ、基幹的設備改良工事では、タービンの更新による発電効率の向上や送風機のインバータ導入による効率化等を行う。これらにより、省エネ化による二酸化炭素の排出量削減に加え、施設の長寿命化によるライフサイクルコスト※2の低減に貢献する。 長期包括運営業務では、効率的な施設の運転や点検・整備に加え、持続的な用役・薬剤の調達など施設運営全体を担う。

 JFEエンジニアリングは今後も、廃棄物処理プラントのリーディングカンパニーとして、プラントの新設のみならず、基幹的設備改良工事や長期包括運営業務を通じて、地球環境保全や自治体の財政負担軽減に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に取り組んでいく。

※1 Design=設計、Build=施工、Operate=運転を一括して発注する方式
※2 施設建設費、運営管理費(運転費、点検補修費)、解体費を含めた施設の生涯費用

 詳細は、ニュースリリース

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