Cummins Inc（カミンズ株式会社）：2023年3月14日、ネバダ州ラスベガス
運転、重量、稼働時間に影響を与えることなく炭素排出量を削減しながら、内燃機関技術を推進するバッテリー電気および燃料電池電気パワートレインソリューション、グリーン水素生産のための電解槽など、商用車産業に特化したゼロエミッション技術の最も幅広い組み合わせを構築する、この補完的なアプローチは、テクノロジーの準備とインフラストラクチャの準備を一致させ、適切なタイミングで適切なテクノロジーを使用して大規模な採用を推進することで、今日の排出量を削減します。
カミンズオフハイウェイビジネスのエグゼクティブディレクターであるEric Neal （エリック・ニール）は、次のように述べています。
「私たちの目的は、ゼロカーボンエミッションへの道で顧客をサポートすることです。これは、彼らが旅のどこにいても彼らに会うことを意味します。私たちは、顧客に適切な技術を提供し、顧客のニーズとアプリケーションの深い理解を活用することで、エネルギー移行をリードしています。カミンズは、現在および将来のオフハイウェイ業界をリードし続けるために、成長と買収を通じて、さまざまなソリューションにわたる知識、専門知識、および規模を持っています。カミンズは、他の誰よりも多くの種類の機械や車両に電力を供給しています。市場セグメントと地域にわたる当社の事業の幅広さは、私たちがこの移行を通じて顧客を支援する理想的なパートナーであることを意味します。」
カミンズの次世代の高度な15リットルディーゼルプラットフォームは、オフハイウェイアプリケーションのための排出削減と脱炭素化への実用的なルートを紹介しています。燃料に依存しない製品ディスプレイの一部として、バイオディーゼルやHVO、再生可能な天然ガス、水素など、さまざまな低炭素および非炭素燃料に最適化された共通のアーキテクチャを示しています。すべてのエンジンは同じベースから派生し、高度な部品の共通性を提供します。
カミンズの燃料に依存しないプラットフォームの水素バージョンは、建設機械メーカーのゼロエミッションを達成するための最初のステップになる可能性があります。
Accelera（アスセレラ）の社長であるAmy Davis （エイミー・デイビス）は、次のように述べています。
「単一のソリューションやゼロへの道は、すべての電力ニーズに対応できないことを理解しています。そのため、燃料電池、バッテリーシステム、燃料貯蔵技術など、ゼロエミッション技術の最も幅広い組み合わせを開発しています。」
展示されている最新のNMCバッテリーであるBP95Eは、長寿命と高速充電時間を持ち、コンパクトな機器、特に都市環境で動作する機器に適しています。そのモジュール設計は、変化するエネルギーとパッケージの要件に基づいて、多くのインストールに合わせてスケーリングできることを意味します。
また、大型オフハイウェイアプリケーションのデューティサイクル、性能、およびパッケージング要件に適した次世代燃料電池エンジンも展示されています。150kWおよび300kWの燃料電池エンジン構成で利用可能で、より低い総所有コストを提供しながら、改善された電力密度、効率、耐久性を提供する可変圧力技術が組み込まれています。
昨年のカミンズによるMeritor (メリター）の買収の結果、Acceleraの製品ポートフォリオは、補完的なeパワートレイン製品とEVパワートレイン統合機能を含むように拡大されました。見られるように、電気中央ドライブユニット(eCDU)は、スペースの限られたオフハイウェイアプリケーション用に設計されたリモートマウント電動パワートレインです。その革新的なアーキテクチャにより、必要に応じて配置できるため、車両設計の柔軟性が向上します。油圧ブレーキやドライブラインパーキングブレーキなどの車両アーキテクチャの変更への投資を減らすのに役立ちます。
「当社のグローバルサービス、技術的専門知識、およびアプリケーションのパフォーマンスを最適化する能力により、Acceleraはエネルギー移行中に最終顧客の成功を支援するユニークな立場にあります。顧客パートナーと協力して、顧客の多様なニーズを満たし、地球への影響を軽減するという共通の目標を促進するために、ゼロエミッション技術を急速に進化させています」とDavis （デイビス）は締めくくりました。
■ Cumminsについて
世界的なパワー技術のリーダーであるCummins Inc.は、パワーソリューションの幅広いポートフォリオを設計、製造、配布、サービスを提供する補完的なビジネスセグメントの企業です。同社の製品は、内燃、電気およびハイブリッド統合パワーソリューションから、ろ過、後処理、ターボチャージャー、燃料システム、制御システム、エアハンドリングシステム、自動送電、発電システム、マイクログリッド制御、バッテリー、電解槽、燃料電池製品などのコンポーネントにまで及びます。インディアナ州コロンバス（米国）に本社を置き、1919年の創業以来、カミンズは、健全なコミュニティに不可欠な3つのグローバルな企業責任の優先事項である教育、環境、機会の平等を通じて、より豊かな世界に電力を供給することを約束した約73,600人を雇用しています。カミンズは、会社所有および独立系ディストリビューターのネットワーク、および世界中の何千ものディーラー拠点を通じて、オンラインで顧客にサービスを提供し、2022年の281億ドルの売上高で約22億ドルを稼ぎました。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。