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ライカジオシステムズ、キャタピラー社製次世代ショベルの3Dマシンコントロール互換オプションを発表

 ライカ ジオシステムズ株式会社:2023年3月15日

 Hexagon傘下のライカジオシステムズ(スイス、ヘルブルグ、2023年3月14日)は本日、キャタピラー社の次世代油圧システム(Next Gen Hydraulic)を搭載したショベルのユーザー向けに、ライカジオシステムズの3DマシンコントロールソリューションとCat Assist機能が連携する新しいオプションを発表いたしました。

 土木建設におけるショベルオペレータの作業効率と正確性の向上のため、より高いレベルのソリューションが求められています 。ライカジオシステムズとキャタピラーの連携により、ライカMC1 3Dマシンコントロール技術をキャタピラーの次世代2Dショベルに簡単にインストールできるようになりました。

 この相互運用の強化により、ユーザーは既存のキャタピラー社の標準的な油圧システムに、後付けシステムとしてLeica MC1 3Dマシンコントロールソリューションをより簡単にインストールすることができます。3Dマシンコントロールソリューションとキャタピラー社製次世代2Dショベルの互換性要件については、お近くのキャタピラー正規ディーラーにお問い合わせください。ライカMC1 3Dマシンコントロールシステムの販売とサポートは、ライカジオシステムズの正規販売代理店が対応します。

■先進の3Dマシンコントロールでワークフローをアップグレード

 Leica MC1 マシンコントロールシステムは、ショベルオペレータが設計面に対し正確に作業できるよう支援します。設計情報とリアルタイムの切土・盛土表示がコクピットのLeica MCP80コントロールパネルに表示され、オペレーターは効率的に設計通りに掘削することができます。このソリューションは、より高い精度を保証し、生産性とサステナビリティを向上させます。

「ライカジオシステムズのGNSS測位技術とソフトウェア技術は、キャタピラー社のワールドクラスのパワフルな油圧ショベルと相まって、現場の生産性向上を目指す建設従事者がすぐに使えるソリューションを提供します」とライカジオシステムズ OEMディレクターのRainer Bippenはコメントしています。

 200年以上の歴史を持つHexagonのグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中の測量、建設、インフラ、鉱業、マッピング、その他の地理空間コンテンツにかかわる産業のプロフェッショナルに向けて高品質のセンサー、ソフトウェア、サービスを提供しています。多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ているライカジオシステムズは、自律的な未来を実現するための革新的なソリューションで業界をリードしています。

 Hexagonはセンサー、ソフトウェア、自律型ソリューションの世界的リーダーです。産業、製造、インフラ、安全、モビリティの各アプリケーションで効率性、生産性、品質を高めるためにデータを活用しています。

 当社の技術は、接続性と自律性が進む都市と生産のエコシステムを形成し、拡張可能で持続可能な未来を確実なものにしています。

 Hexagon(ナスダック・ストックホルム: HEXA B)は、50カ国で約24,000人の従業員を擁し、総売上高は約5.2億ユーロ(5.5億米ドル)です。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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