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本田技研(Honda)、米国におけるEV生産体制構築に向けた取り組みを発表

 本田技研工業(Honda)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(カリフォルニア州トーランス )は、2023年3月14日現地時間8時00分(日本時間:3月14日22時00分)に以下について発表した。以下、リリース原文。

 Hondaは、2022年10月に発表の通り、今後の本格的なEV生産に向けて、米国オハイオ州内の既存工場を北米におけるEV生産のハブ拠点として進化させていきます。そのためのステップとして、米国内の生産体制を以下の通り変更します。

・メアリズビル四輪車工場(オハイオ州)
 現在ガソリンモデルとハイブリッドモデルを生産している2本のラインを、2024年1月より1ラインに統合し、今後のEV生産にも対応するべく、新たに必要となるインフラ設備などの導入を進め、本格的なEV生産に向けて設備の全体最適化を図っていきます。なお、この変更にともない、主力モデルの一つであるアコードの生産を2025年にインディアナ四輪車工場に移管し、引き続き高い需要に応えていきます。

・アンナ・エンジン工場(オハイオ州)
 V6エンジン用部品の一部工程を、V6エンジン搭載モデルのみを生産するアラバマ四輪車工場内のエンジン工場に、今月から順次移管します。これにより生じるスペースを、EVのIPUやバッテリーケースの生産に活用します。このバッテリーケースと、LGエナジーソリューションとのEV用バッテリー生産合弁会社が供給するバッテリーモジュールを、メアリズビル四輪車工場で組み合わせてバッテリーユニットを製造し、メアリズビル四輪車工場とイーストリバティ四輪車工場で生産するEVに搭載する予定です。

・トランスミッション工場(ジョージア州)
 現在使用していないスペースを活用し、電動アクスルの製造ラインを関連サプライヤーと連携して設置します。
 Hondaは、1982年にメアリズビル四輪車工場で、日本の自動車メーカーとして初めて米国における四輪車の生産を開始し、昨年40周年を迎えました。今後、米国オハイオ州内の3つの既存工場(メアリズビル四輪車工場とイーストリバティ四輪車工場、四輪車用パワートレインを生産するアンナ・エンジン工場)に、合計7億USドルを投資し、北米におけるEV生産のハブ拠点として進化させていきます。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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