タツモ(岡山市北区)は、岡山県井原市の第一工場(岡山県井原市木之子町 6186)近接地に新工場を建設する。同社は井原市に企業用地の造成を要望していたが、2月21日、井原市がオーダーメイド方式により当該企業用地を造成することを発表。今後、井原市議会の議決などの手続きを経て立地協定書の締結、工場用地の取得、新工場の建設を行う予定。
タツモは、主に半導体製造機器、半導体搬送装置の製造・販売を行っている。本社は岡山県岡山市にあり、開発設計を行っているが、主力製品である半導体などの製造装置等の生産拠点は岡山県井原市の3か所に分散している。また、最近の受注増加に伴い、井原市内外の数 か所に工場および倉庫を賃借している状況となっている。
今回の企業用地取得は、各地へ点在する工場機能を集約し、今後の事業拡大に備えることが目的であり、新工場の建設の詳細は今後決定していく。
<取得予定企業用地の概要>
所在地:岡山県井原市木之子町(井原第一工場近接地)
造成面積:約 1.8ha(平地面積約 1.3ha)
取得予定日:2025年度中
取得予定金額:約 722 百万円