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コマツ、2023年4月1日付けの人事・組織を発表

 コマツは2月17日、下記のとおり2023年4月1日付けの人事・組織を発表した。

 2023年4月1日付け                                

(1)本社管理部門の組織変更

 ①ブランド戦略事業部の本社管理部門への移管

 CMO直轄組織としていた「ブランド戦略事業部」を本社管理部門へ移管し、コーポレート機能として全社的なブランド戦略を継続して展開・推進していく。

 ②法務部の組織変更

 製品安全、情報セキュリティを法務第一グループ、コーポレートガバナンス関連を法務第二グループ、マイニング契約、リスクマネジメント案件を法務第三グループが分担する組織に変更する。

 ③総務部の組織変更

 i)「リスクマネジメントグループ」を新設し、平時はコマツグループで発生しうるリスクを包括的、戦略的に把握し、評価、対応するリスク管理事務局、危機発生時は緊急対策本部事務局の役割を担うものとする。

 ii)庶務課、文書課を統合して「総務課」とし、株主総会の運営、社内規定の管理および改善の推進等の業務を一元的に担う体制とする。

    iii)庶務課のうち、本社ビルの施設、防災に関わる業務を管財課に移管する。                                         

(2)建機マーケティング本部の組織変更

 林業機械事業の拡大を踏まえ、グリーン事業(林業・農業)推進部からグリーン事業(林業・農業)推進本部に格上げすることにより、より強力に林業機械事業の構造改革を推進するとともに新分野(シルビカルチャ)における事業拡大を図る。

(3)開発本部の組織変更

  ①電装システム企画開発室の新設            

 電装品ハーネス、回路設計を専門に扱う高度技術者の確保と育成を図るため、開発本部直下の統括部門として電装システム企画開発室を設置する。

 ②ICTシステム開発センタの組織改定  

 i)コンポハード開発グループとインフラソフト開発グループの統合

 建設・鉱山機械向け電子コンポーネントの今後の開発および生産中止対応を一括で検討できるよう両グループを統合し、システムインフラ開発グループを新設する。

 ii)車両アプリソフト開発グループとEdgeソリューション開発グループの統合

 モニタ/KomVision/Komtrax端末/GW(ゲートウェイ)などの情報系アプリケーションソフトの開発部門を集約し、連携強化と仕事量に応じた適正な人員配置確保を図るため、両グループを統合し、車載ソリューション開発グループを新設する。

 iii)インフラ・プラットフォーム開発グループの名称変更

 インフラ企画/車載システム企画などの従来の業務に加えて、ICTシステム開発センタ内の縦串活動を行う組織とするため、システム企画グループに名称を変更する。                                         

(4)生産本部の組織変更            

 ①生産技術開発センタ組織改定

 カーボンニュートラル化とその達成に向けた電動化コンポ開発への対応及び、開発本部先端・基盤技術センタから生産技術開発センタに異動となったトライボロジーグループ、材料・分析グループと従前の生産技術開発センタの研究グループとの融合による研究開発の高度化・合理化を図るため、組織を改編する。

 i)電動化コンポグループの新設

 カーボンニュートラル化とその達成に向け電動化コンポの研究開発を強化するため、パワートレイン・エネルギー基盤・ドライブユニットの研究開発機能を持つ電動化コンポグループを新設する。

 ii)トライボロジーグループの廃止

 トライボロジーグループの歯車の基礎技術の研究機能はパワートレイングループに、ポンプを中心とする油機の摺動メカニズムの解明と効率向上品の開発機能は油機・エンジングループに一極化し、パワートレインおよび油機コンポの研究開発の高度化・合理化を図る。

 コマツ2023年4月1日人事・組織(2月17日発表)

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