ヤマザキマザックは 1998 年にインド国内の営業拠点を開設して以降、長年にわたり現地に根差した販売・サー ビス活動を続けてきた。現在、インド全土で 6 カ所のサポート拠点を構えており、さまざまな 産業に向けてソリューションを提供している。
およそ 14 億人の人口を抱えさらなる経済成長が期待されるインドでは、自動車をはじめ医療・航空 機・半導体産業などの市場拡大に伴い、今後も工作機械の需要拡大が見込まれている。こうした 中、ヤマザキマザックはインドに工場を新設、現地のニーズにあった製品を迅速に提供できる体制を構築し、イ ンドのものづくりの発展に貢献していく。
インド工場は 2023 年 3 月より稼働、日本で開発設計したインド国内市場向けの新型の立形マシニン グセンタの生産を開始する。月産 40 台からスタートし、今後段階的に生産量を引き上げていく予定。
今回の工場新設により、ヤマザキマザックの生産拠点は国内 5 カ所、海外 6 カ所の合計 11 カ所となる。今後もヤマザキマザックは、顧客に近いところでの生産活動とサービス・サポートの提供を通して、世界の製造業の発展に貢献していく。
<新工場の概要>
工場名:YAMAZAKI MAZAK MACHINE TOOLS PRIVATE LIMITED
所在地 :インド マハーラーシュトラ州 プネー県
敷地面積 :約 88,000 m²
延床面積 :約 23,000 m²(第一期工事完了時)
従業員数:約70名
生産機種 : 立形マシニングセンタ VC-Ez シリーズ
生産台数:月産40台
販売対象 : インド国内
稼働開始 : 2023年3月
総投資額:約40億円(第一期工事分) ※第二期工事の時期は未定