コベルコ建機は1月12日、最大つり上げ 能力 75 トンのテレスコピッククローラクレーン「TK750GLB」(型式:TK750G-2)を開発、国内向けに販売を開始すると発表した。
テレスコピッククローラクレーンを使用した基礎工事現場では、近年、パイル工法の杭の長尺化、高トルクでのオーガ作業など工法の多様化が進んでおり、それらに対応できる高い作業能力を持ったクレーンを必要とする顧客の要望に応えるために、TK750GLB を開発した。
TK750GLB は最長 35.0m ブームの採用により、従来モデル TK750G と比較して 5m 高い揚程と、 2m 拡大した作業半径を実現し、基本ブーム仕様におけるつり上げ能力を最大 2.7t アップした。また、 ブームトップを補強したことで 1 クラス上のオーガ作業が、さらには、2系統の大容量油圧源をオプション 設定したことにより、ダブルオーガ作業が可能となった。
TOUGHTELES(タフテレス)というコンセプ トのもと設計されたコンパクト&タフボディ構造により、“省スペースでより高く、より遠く、より強い作業” を可能としたクレーンが誕生した。
コベルコ建機はこれからも「ユーザー現場主義」に基づき、顧客のニーズに応えるべく、技術の発展に努め、顧客へのさらなる商品価値の提供を目指していく。
<販売概要>
機種名:TK750GLB
本体型式 :TK750G-2
最大つり上げ能力 :75t×2.6m
最長ブーム長さ :35.0m
販売価格(税抜):122,000 千円
販売開始時期 :2023年1月12日
販売目標台数/年: 15 台
詳細は、ニュースリリース