(1月5日始業式における年頭の辞の要約)
あけましておめでとうございます。
昨年は、長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる荏原のありたい姿に向けた、最初の中期経営計画「E-Plan2022」の最終年度でした。部材の入手難、価格上昇だけではなく、渡航制限や急激な円安、インフレ率の上昇など非常に厳しい状況でしたが、E-Plan2022で掲げた施策を着実に進めることができました。過日発表したとおり、受注高・売上収益・営業利益では2021年度をさらに上回る業績を見込んでいます。
今年は、E-Vision2030に向けた中期経営計画の第2弾「E-Plan2025」の初年度になります。マーケットインの視点を持ち、お客さまの求めるものを起点としたアプローチを強めることが、この3年間のテーマです。その実現に向けて、今年から事業体制を対面市場軸セグメントに変更しました。私たちはお客さまが真に求める製品やサービスの開発・提供を進め競争力を強化することで、継続的に社会に貢献することができると考えています。また、さらなる未来に向けて始めた新規事業の取り組みも続けてまいります。
新しい年が始まりました。
国内では第8波の感染が続いています。荏原の目指す姿、やりたいことの実現のためには、社員の皆さん全員にそれぞれの業務で力を発揮していただく必要があります。感染防止対策を講じて皆さんご自身、そして大切な人たちを守り、社会、産業を支え続けていきましょう。
技術で、熱く、世界を支えましょう!