・圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区産業用地優先交渉事業者に選定される
太陽ホールディングス(東京都豊島区)の12月27日、子会社である太陽インキ製造(埼玉県比企郡嵐山町)が、圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区(農業大学校跡地)の産業用地優先交渉事業者に選定されたと発表した。当該用地は、埼玉県が公募型企画提案競技により、成長産業分野における工場等を建設し操業する立地事業者を対象としたもの。
新たに取得予定の用地は、圏央鶴ヶ島インターチェンジに隣接し、首都圏主要都市へのアクセスという点で優れており、加えて太陽インキ製造本社へのアクセスも良好な立地条件にある。また、隣接地には、埼玉県が企業のロボット開発を支援する「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」を整備する予定であり、スマートファクトリー化に向けて連携を図ることも期待できる。太陽インキ製造は、当該用地において、主力製品であるドライフィルムタイプのソルダーレジストの技術開発を目的とした生産技術センターの建設を予定している。当該用地を活用し、今後の需要増が期待される半導体パッケージ基板用ドライフィルムソルダーレジストを中心に、より高機能・高付加価値の製品を、よりスピーディーに提供していく。
<概 要>
取得予定日:2023年3月頃
用地面積 :13,996.36㎡
所在地:圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区南側産業用地 B-2区画