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荏原グループ、ノンフロン高効率ターボ冷凍機を受注

 ㈱荏原製作所とグループ会社の荏原冷熱システムは12月27日、福井県の東洋紡敦賀事業所よりノンフロン高効率ターボ冷凍機を受注したと発表した。

 東洋紡敦賀事業所は、研究開発から生産機能までを備える基幹事業所。広い施設でそれぞれの業務に従事される従業員のをサポートすることを目的に、空調システム及び製造プロセス冷却では以前より荏原の大型ターボ冷凍機を採用している。今回の受注は、既設品の取替えに際しカーボンニュートラルの実現も視野に入れ採用したもの。これにより荏原グループが東洋紡に納入するターボ冷凍機は計6台になる。

 冷凍機は空調システムを構成する機器の中で、熱源機として重要な役割を担っている。同製品は低GWP新冷媒「AMOLEA®1224yd」を採用したノンフロン冷凍機。高効率運転によりランニングコスト削減を実現し、従来機と比べ年間約約23%のCO2排出量削減に貢献できる点が評価された。

 荏原のターボ冷凍機を開発、製作する荏原冷熱システムは、工場や商業施設、地域の冷暖房向けに多くのターボ冷凍機を納入している。納入後も顧客に製品を長く快適に使用してもらうため、年間保守サービスやオーバーホール、遠隔監視などのアフターサービスを提供している。荏原グループとして、今後も顧客の課題解決を通じカーボンニュートラル社会の実現にも貢献していく。

<受注概要>
製品名:荏原ターボ冷凍機 RTBA030型
台数:2台
納入予定:2023年9月

 ニュースリリース

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