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鹿児島県霧島市、東フロコーポレーションと立地協定を締結

 鹿児島県霧島市は12月21日、東フロコーポレーション(東京都日野市)と立地協定を締結したと発表した。今回の締結で合併後87件目となる。引き続き、霧島市は市内雇用の創出や経済の活性化、産業振興を図るため積極的に企業誘致活動を展開していく。

 東フロコーポレーションは、1973(昭和48)年7月に東京都日野市にて流量計(フローメータ)の製作所として創業し、翌年の昭和1974(49年)2月に株式会社東京フローメータ研究所を設立した後に、2004(平成16)年には流体制御機器の総合ブランド「TOFCO」を立上げ、社名を「東フロコーポレーション株式会社」へ変更し、現在に至っている。

 同社は創業以来、長年にわたって流体制御技術をコアとする計測器、制御機器及び周辺機器等の開発・製造・販売を行い、年々多様化する産業界の様々なニーズに応えてきた。県内では、1991(平成3)年に霧島市において操業を開始し、創業者の故郷である鹿児島の地において、国内はもとより世界各国の産業界からの高い期待や支持をこれまで以上に捉えながら、更なる成長に繋げるという固い信念のもと、社業発展に日々まい進している。

 今回の鹿児島事業所の移転増設は、昨今の半導体市場の成長に伴う市場からの増産要求に対応するために、施設や製造機器及び人員体制の増強を図るもので、移転増設予定地については、霧島市の交通アクセスの優位性と優秀な人材及び豊かな自然環境に着目して決定されたものである。また、九州地方の事業拠点として地元雇用の拡大を実現する中で、近い将来、海外輸出生産拠点としての拡大も視野に入れている。

 今回の移転増設により、地域における雇用の創出、活性化はもとより、地域経済の浮揚発展に貢献するものと期待される。

<東フロコーポレーション株式会社>
所在地:東京都日野市南平4丁目3番地17
設立:1974(昭和49)年2月
代表者:代表取締役社長、田畑隆一郎(タバタリュウイチロウ)
資本金:6,000万円
従業員数:252名(令和4年9月時点)
事業内容:流量計、流量制御機器の開発・製造・販売

<移転増設工場の概要>
工場名:東フロコーポレーション株式会社鹿児島事業所
所在地:鹿児島県霧島市隼人町西光寺字東免2427番18
用地面積:14,672.55㎡
建築面積:6,800 ㎡(延床)
着工予定:2023年3月
新規雇用予定者数:15名
投資予定額:約2,545百万円
操業予定:2024年5月
事業内容:流量計、流量制御機器の開発・製造・販売
生産計画:約29.5億円(初年度)

 ニュースリリース

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