カヤバ(KYB)は12月16日、社内向けに、工場の生産設備から生産データを収集し、生産性悪化の原因調査・ 改善や製品品質の安定に活用可能な設備データ収集・分析システムを開発したと発表した。
今回開発した技術は、KYB-IoT プラットフォームを活用し、生産設備から生産性や品質に関する データを収集し、データの傾向や異常なデータの有無を瞬時に可視化するシステムで、導入により 生産ラインの改善活動にかかる時間が約 50%低減した事例もある。
カヤバ(KYB)は次世代の革新工場として生産性倍増、リードタイム半減、不良ゼロを目指しており、その 実現に同システムは必須の技術となる。将来的には自社開発の強みである、柔軟性と拡張性の 高さを活かして、社内の設計システムや品質管理システム等と連携しながら機能拡充を図ることで、 設計から生産までのリードタイム短縮や製品のトレーサビリティ強化など、数多くの活用が見込まれている。カヤバでほ、今後も生産性向上や品質の安定に貢献するため更なる技術進化を続けていくとしている。
詳細は、ニュースリリース