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技研製作所、国交省「自動施工機械・要素技術サブワーキングメンバー」に選定される

・自動化施工技術の基準作りに貢献。現場実装の加速、生産性向上に寄与

 ㈱技研製作所は12月15日、国土交通省が公募した「建設機械施工の自動化・自律化協議会」の「自動施工機械・要素技術サブワーキンググループ(WG)」メンバーに選ばれたと発表した。12月下旬以降、建設機械施工の自動化や自律化、遠隔化にかかる新技術の性能や機能を確認する「現場検証」について基準作りを担う。

 建設技能労働者の不足が課題の建設分野では、現場の生産性向上が急務となっている。生産性を高める自動施工などの開発・試験導入は各企業によって進められているが、より効率的な開発、普及環境を整えるため、安全や開発面での統一的な基準が求められている。協議会において今後、統一基準での「現場検証」の実施を予定している中、サブWGではその検証項目や検証方法を検討し、基準となる要領および実施方針を作成する。

 同社は杭圧入施工の自動化に取り組んでおり、既に一部の機種では自走、最適施工の自動化を実現している。今後、サブWGメンバーとの技術交流や意見・情報交換を重ね、基準作りを通じて自動化施工の現場実装加速に貢献するとともに、WGで得た知見を新たなソリューションの創出に活かしていく。

 詳細は、ニュースリリース

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