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豊田通商など、仙台空港にカーポート型太陽光発電所を建設

・空港の脱炭素化推進を目指す~
グローバル部品・ロジスティクス

・令和4年度、空港脱炭素化推進事業費補助金、初の採択案件

 豊田通商東急不動産および東北電力の3社は12月8日、仙台国際空港が管理・運営する仙台空港のお客様第1駐車場内にカーポート型太陽光発電所を建設すると発表した。

 同発電所で発電した全ての電力は、仙台空港旅客ターミナルビルにて利用(ビル全体消費電力量の約2割)するとともに、カーポートの建設により、空港利用者の利便性向上を図る。

 また、同事業は国土交通省航空局の「令和4年度 空港脱炭素化推進事業費補助金(太陽光発電等の再エネ導入に係る事業)」初の採択事業として、事業を推進する。

 航空・空港分野の脱炭素化に向けては、第6次エネルギー基本計画(2021年10月に閣議決定)で、「① 機材・装備品等への新技術導入、 ② 管制の高度化による運航方式の改善、③ SAFの導入促進、 ④ 空港施設・空港車両の CO2 排出削減等の取組を推進するとともに、空港を再生可能エネルギー拠点化する方策を検討・始動し、官民連携の取組を推進する」ことが位置づけられ、国土交通省および経済産業省では、航空・空港分野の脱炭素化に関連する検討会等を新たに設置(2021年3月以降8件)している。同事業を通して、国が取り組む脱炭素化への貢献を目指す。

<太陽光発電設備概要>
事業名:(仮称)仙台空港 ソーラーカーポート発電
所在地:宮城県名取市下増田字南原 無番地(仙台空港お客様第1駐車場の一部)
設置面積:約8,763㎡(予定)
駐車台数:576台(予定)
発電出力:パネル容量:1,771.2kW PCS容量:1,595.5kW
事業者:豊田通商株式会社(代表企業)、東急不動産株式会社、東北電力株式会社※事業SPCを組成予定
サービス提供先:仙台国際空港株式会社
工事開始:2022年11月30日~
稼働開始時期:2023年4月(予定)

 ニュースリリース

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