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特殊東海製紙、子会社がバイオマスボイラーを建設、約125億円投資

 特殊東海製紙(東京都中央区)は11月30日、子会社である新東海製紙(静岡県島田市)が、バイオマスボイラーの建設を決定したと発表した。

 新東海製紙では、低炭素社会の実現に向けた取り組みとして、現在、島田工場で稼働する10号バイオマスボイラーを廃棄し、新たにバイオマスボイラーを建設するこ とを決定した。

 今回のボイラー更新により、化石燃料の使用量削減等を行い、CO2排出量の削減、エネ ルギーコストの削減をはかる。また、新ボイラーによる電力は自社工場での消費分に充て、外部への販売は計画していない。

 なお、同事業は「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」への申請を予定している。

<建設するボイラーの概要>
設置場所:新東海製紙株式会社 島田工場 構内 (静岡県島田市向島町4379
設備能力:70t/h級 (ボイラー発生蒸気量)
投資額:約125億円
燃料:木質バイオマス燃料等
稼働予定:2027年1月

 ニュースリリース

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