・危険で過酷な作業であるロックボルト打設・支保工建込みを完全機械化
受賞したのは、切羽(トンネル掘削の最先端箇所)で使用する6m継ぎボルト打設装置を搭載したロックボルト専用ロボット「BOLTINGER(ボルティンガ―)」(大成建設と共同開発)と、鋼製支保工建込みロボット(前田建設工業、マックと共同開発)の2機種。
受賞した2機種は、切羽での危険で過酷な作業であるロックボルト打設作業と支保工建込み・コンクリート吹付作業をそれぞれロボットで完全機械化したトンネル機械で、切羽への立ち入りを不要とし、省人化・生産性向上だけでなく、災害リスクの大幅な低減と、山岳施工トンネルロボットとして建設土木業界の発展に貢献する点が高く評価された。
古河ロックドリルでは、切羽で使用する機械のニーズを捉え、今後も課題を解決する製品を提供することで、山岳トンネル工事の安全性と生産性向上に貢献していく。
※1ズリだし:発破によって生じた土砂を運搬する作業。
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