Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2022年11月22日
エネルギーと生産コストの増加により、Metso Outotecはチェコ共和国Prerov(プレロフ)の鋳造所の将来のオプションを評価するプロセスを開始しています。オプションには、鋳造所の部分的または完全な売却または潜在的な閉鎖が含まれます。
プレロフ鋳造所は、Metso Outotecの鉱山顧客のために金属摩耗部品を生産しています。鋳造所は顧客への供給において物流上の不利な立場にあり、さらに、エネルギーと生産コストにより、Metso Outotecが鋳造所の運営を継続することは不可能です。
「プレロフ鋳造所は優れた生産能力と有能な人材を持ち、歴史的に当社のグローバル鋳造所ネットワークの一部として特定の役割を担ってきました。ただし、プレロフでの事業を継続することは、戦略的収益性と開発目標を達成するものではありません。最初の選択肢として、鋳造所の新しい所有者を探しています。短期的に新しい所有者が見つからない場合、他のオプションも検討中です」と、Metso Outotecの消耗品事業エリアの社長であるHeikki Metsälä(ヘイキ・メツァラ)は述べています。
Metso Outotecはまた、注文バックログ量に合わせてプレロフの人員数を調整します。計画された冗長性は2023年1月以降に実施されます。現在、プレロフ鋳造所は約230人を雇用しています。
プレロフを含め、同社は中国、インド、ブラジルに5つの独自の鋳造所と、外部サプライヤーの広範なネットワークを持っています。
■ Metso Outotec について
Metso Outotec は、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、およびサービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。Metso Outotec は、Science Based Targets で地球温暖化を 1.5°C に抑えることに取り組んでいます。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotec は、50 か国以上で 15,000 人を超える従業員を雇用しており、2021 年の売上高は約 42 億ユーロ(6,000億円程度)でした。同社はナスダック ヘルシンキに上場しています。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。