㈱大盛工業（東京都千代田区）は11月15日、同日開催の取締役会において、愛知県海部郡にOLY機材リース事業拡大のための新工場と新営業拠点の設置を行うことについて決議したと発表した。
大盛工業が独自開発した路面覆工方法であるOLY工法は、従来の施工方法と比較し、施工の効率化により工期が短縮でき CO2排出量の低減が図れること並びに同じ箇所を何度も掘削・埋戻 しを行わないことによる資源の削減が「サステナブル」への取組みにも繋がるとの評価を受け、 東北・関東圏のほか、中部、近畿、中国・四国、九州圏において、多くの官公庁発注工事の設計に OLY工法が採用される等を通じて、施工事例が全国へと広がりを見せてきている。
大盛工業はこれまで、OLY機材の製作・整備を茨城県小美玉市に所在する茨城工場で行っていたため、東北・関東圏を主体とした受注に注力してきたが、関東圏以南エリアの受注、 売上、収益の増加を図ることを目指し、中部地域に新工場と新営業拠点を設置することにした。
＜新工場並びに新営業拠点の概要＞
名称：株式会社大盛工業 名古屋OLY営業所兼名古屋工場
所在地：愛知県海部郡蟹江町
総工費：約 180 百万円(予定)
設置資金：第三者割当による第 13 回新株予約権の行使による資金及び金融機 関からの借入を予定
取締役会決議日：2022年11月15日
着工：2022 年 12 月(予定)
竣工：2023 年 2 月(予定)
敷地面積：1,139.07 m²
建物：面積 309.83 m² 鉄骨造地上 1 階建て