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ヤクルト本社、千葉ヤクルト工場を移転、350億円投じ将来に向けた次世代型工場を建設

 ㈱ヤクルト本社(東京都港区 )は11月11日、子会社である㈱千葉ヤクルト工場(千葉県四街道市)を移転し、新工場を建設すると発表した。

 千葉ヤクルト工場は、1969年に操業を開始した工場で、 建物等の老朽化に加え、敷地面積等の制約もある。そこで、今後の顧客の多様なニーズやCO2排出量の更なる削減、プラスチック資 源循環の積極的な推進等の環境規制の厳格化に対応するため、「ちばリサーチパーク」内 に移転し、将来に向けた次世代型工場(モデル工場)として新たな工場を建設する。

<新工場の概要>
所在地:ちばリサーチパーク内
(千葉県千葉市若葉区上泉町424番の5 /千葉県佐倉市西御門361-8)
敷地面積:109,707.56m²
延床面積:33,824.8m²
投資額:350億円(予定)
着 工:2024年夏(予定)
操業開始:2027年春(予定)
生産品目:Yakult(ヤクルト)1000、Y1000を中心とした ヤクルト類(操業開始時)
生産能力:260万本/日(操業開始時)

■工場移転により得られる効果

(1)「ヤクルト」類の製造・生産能力の増強に加え、将来に向けた増設スペースも確保しており、今後の環境容器戦略や新商品戦略に対し、フレキシブル、かつスピーディーに生産体制の構築が可能となる。

(2)太陽光パネルの設置、再生可能エネルギー電力の採用、物流面での効率化等によるCO2排出量の削減や抑制、設備洗浄工程での再生水の活用等により、使用する用水量の削減が見込める。

(3)AI技術やIoT技術の積極的な導入により、生産効率や労働環境の更なる向上が図れるとともに、ヤクルトグループの次世代型スマート工場を実現することができる。

 ニュースリリース

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