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カヤバ(KYB)、22年4〜9月売上は12.9%増の2,099億円、通期予想13.8%増の4,420億円に上方修正

 カヤバ(KYB)が11月4日に発表した2023年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績によると、売上高は前年同期比12.9%増の 2,098億8,600万円となった。セグメント利益(日本基準の営業利益)は同0.2%増の116億9,200万円、営業利益については同7.5%増の148億2,600万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益については同11.6%増の106億400万円となった。

 4〜9月期における世界経済は、新型コロナウイルス感染防止活動とワクチン接種及び行動規制の緩和が進んだことで景気回復の動きが見られたが、一方で地政学リスクの高まりによるエネルギー資源の高騰、インフレ加速に対する各国金融政策等、景気悪化の懸念がぬぐい切れない不透明な状況が続いている。また、わが国経済においても、急激な円安進行に伴う物価上昇、人手不足による物流コスト上昇等により、景気の先行きについては依然として見通しづらく、将来予測は困難な状況と言える。

 KYB2023年3月期第2四半期データ

■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2023年3月期連結業績予想については、第2四半期連結累計期間の業績動向及び足元の環境並びに免震・制振用オイルダンパーに関する製品保証引当金の繰入及び取崩を行った影響等により、2022年5月13日公表の業績予想を下記のとおり変更した。

 売上高4,420億円(前期比13.8%増)、セグメント利益265億円(同7.2%増)、営業利益297億円(同1.0%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益204億円(同9.5%減)。

 為替レートについては通期で1米ドル134.49円、1ユーロ136.86円(第3四半期連結会計期間以降 1米ドル135円、1ユーロ135円)を前提としている。

 KYBの2023年3月期 第2四半期決算短信

 第2四半期決算概要

 

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