ヤマザキマザック(愛知県大口町)は10月25日、 高生産性・自動化対応を追求した同時 5 軸加工機「VARIAXIS i-700 NEO」を JIMTOF2022 に出展し、販売を開始すると発表した。
VARIAXIS i-700 NEO は、切削能力を向上させた新型主軸をオプションのラインアップに 追加。軽切削から重切削まで幅広い加工に対応することが可能であり、顧客のニーズに合わせた最適な仕様を選択することができる。また NC 装置の加工条件設定機能 「SMOOTH MACHINING CONFIGURATION」の進化により、従来機と比較して荒加工時の加工 スピードを向上させている。
自動化対応では、省スペース型2パレットチェンジャ(オプション)を新たに採用している。横形マシニングセンタとの混成ラインなどの自動化への対応力も向上させており、 コンパクトかつ高効率な自動化システムの実現を可能としている。さらには従来機と 比較してメンテナンススペースを約 13%削減するなど、省スペース化も実現している。
また、顧客の環境経営の取組みを支援するため、VARIAXIS i-700 NEO は機械の消費電 力を 30%削減。さらに、クーラントの吐出量を調整する機能(オプション)を新たに搭載。 切削量に合わせてクーラント機器の動作を最適化し省エネ運転を実現、クーラントタン クのメンテナンスコストを削減する。
同社はベストセラーモデルであるVARIAXIS シリーズに今回新たにVARIAXIS i-700 NEO を加えることで、半導体関連など成長分野に対する同時 5 軸加工の提案力をさらに強化していく。VARIAXIS i-700 NEO は 11 月 8 日より東京ビッグサイトで開催される
JIMTOF2022 に出展、同日より国内での販売を開始する。
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