㈱荏原製作所は10月25日、九州地方整備局より山崎排水機場(以下:本機場)におけるポンプ設備工事を受注したと発表した。
佐賀県のほぼ中央に位置する同地域は、米作りをはじめ、麦や大豆などを主とした農業が営まれている。市内を流れる一級河川の牛津川流域は、令和元年の記録的な大雨により大規模な浸水被害が発生したことから、現在、遊水地事業が進められている。これは牛津川の洪水を一時的に貯留する遊水地をつくることで、洪水被害を軽減させることを目的としている。
今回、新たに建設される本機場は、遊水地の水を河川に排水するための施設です。荏原は大型の排水ポンプや周辺設備を設計、製造、施工を行い、大雨による被害を軽減する地域治水対策に貢献する。
荏原は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指している。荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていく。
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