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ミクニ、インドでの四輪車向けVVT増産投資を決定

 ㈱ミクニは10 月12日、インドの連結子会社 Mikuni India Private Limited(以下、MID)における四輪車向け VVT(可変バルブタイミング)の増産投資を決定したと発表した。

 インドでは経済成長に伴い四輪車需要が拡大している。ミクニは従来から燃費向上による CO2 排出量削減、排出ガス低減に寄与する VVT に強みを持ち、国内、中国、タイ、インドで生産活動を展開してきた。マルチ・スズキ、TATA をはじめとするインドにおける主要顧客が新モデルを積極的に投入していることもあり、中長期的に成長が期待されるインド四輪市場において VVT の拡販を加速させるため、ミクニは 2023 年半ばまでに 200 百万ルピー(約 3億 5,000万円)の設備投資を実施し 、MID の生産能力を増強することを決めた。この投資により MID の VVT 生産能力は 60%以上増強され、市場の要求 に応える能力を確保する見通し。

 ミクニは インドにおけるモビリティ事業をグループ全体の成長の牽引役と位置付けており、MID は四輪市場、二輪市場において積極的に受注活動を展開している。四輪車向け VVT の増産にとどまらず、今後も MID の能力を増強し、インド市場における存在価値を高めていく。

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