NTNは10月18日、厚生労働省から従業員の子育て支援に関して高い水準の取り組みを行っている企業として「プラチナくるみん」認定を取得したと発表した。
「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートする企業として「くるみん」認定を取得した企業のうち、さらに高い水準の取り組みを継続的に行い、一定の要件を満たした企業のみが取得できる特例認定。NTNは2019年に「くるみん」認定を取得し、その後も男性の育休取得や育児参加を促す取り組みなどを積極的に推進したことが評価され、今年度「プラチナくるみん」認定を取得した。
NTNでは従業員の生活と仕事の両立、多様な働き方の推進に向けたさまざまな施策を展開している。男性従業員が積極的に育児に参加しながらキャリア形成や仕事をマネジメントする方法を学ぶ「次世代育成支援推進セミナー(パパセミナー)」を開催するほか、妊娠・子育てや介護などに活用できる支援制度を一覧で紹介した「イクボスハンドブック」を管理職に配布し、部下のワーク・ライフ・バランスに対する意識啓発と多様な働き方に理解のある職場の雰囲気づくりを進めてきた。こうした取り組みにより、NTNにおける2021年度の男性従業員の育休取得率は2019年度に比べて約5倍に増加したほか、配偶者の出産時に出産休暇や育児休業を取得した男性従業員の割合は8割を超えている。
NTNは、今後も仕事と育児の両立支援に関する研修の企画など、従業員が互いに多様な働き方を尊重する職場環境づくりを進め、従業員のワーク・ライフ・バランスのさらなる充実とダイバーシティの推進に努めていく。