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川崎重工、ごみ処理施設基幹的設備改良工事を2件(東京と鹿沼)連続受注

・施設の長寿命化と省エネによるCO2削減に貢献

 川崎重工業は10月17日 、2022年度に東京都二十三区清掃一部事務組合および鹿沼市から、ごみ処理施設基幹的設備改良工事を受注したと発表した。契約金額は、2件の総額で74億4,700万円(消費税込み)となる。

 両施設において、基幹設備である燃焼設備・発電設備や破砕設備・搬送設備(主要コンベア)の更新による工事後15年以上の施設延命化と、システムの効率化やインバータ導入などの省エネ技術の導入によるCO2排出量の低減により、重要な社会インフラであるごみ処理施設のライフサイクルコストの低減、長寿命化に貢献する。

 川崎重工は高い技術力と豊富な実績をもとに、基幹的設備改良工事を通じたライフサイクルコストの低減、発電効率の向上や省エネルギー化の実現により、安全・安心な廃棄物処理とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献していく。

<事業の概要>

事業名:千歳清掃工場延命化に伴うプラント設備更新工事

発注者:東京二十三区清掃一部事務組合

受注者:川崎重工業株式会社

施工場所:東京都世田谷区八幡山二丁目7番1号

設備概要:ごみ焼却施設600t/日(600t/24h×1炉、ストーカ式)、蒸気タービン発電機 12,000kW × 1基

契約納期:2024年12月27日

主な工事内容:ストーカ更新、タービンロータ更新、タービン排気復水器のインバータ化

CO2削減率:5%以上

<事業の概要>

事業名:鹿沼市環境クリーンセンター粗大ごみ処理施設基幹的設備改良工事

発注者:鹿沼市

受注者:川崎重工業株式会社

施工場所:栃木県鹿沼市上殿町673番地

設備概要:粗大ごみ処理施設 30t/5h

契約納期:2023年6月30日

主な工事内容:破砕機、金属圧縮装置等主要機器の更新、各ベルトコンベヤの電動機更新、電気設備の部分更新

CO2削減率:3%以上

 ニュースリリース

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