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鍛圧機械、22年9月の受注は23.0%減の286.2億円

 日本鍛圧機械工業会は 10月11日、2022年9月度の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総合計は286.2億円と、前年同月比で23.0%減となった。プレス系も板金系もマイナスとなり、特に輸出での落ち込みが大きかった。コロナによる経済活動停滞から一気に回復基調となったが、部品不足での長納期化、円安やウクライナ侵攻等といったマイナス要因による足踏み状態といえる。

 機種別によると、プレス系機械は90.9億円と、前年同月比で26.8%減となり、超大型プレス39.8%増、フォーミング48.8%増、自動化装置34.7%増で、小型・中型・大型・油圧プレスがマイナスだった。 板金系機械は116.8億円で、前年同月比34.2減と2か月連続のマイナスとなった。プレスブレーキ15.4%減、パンチンク37.0%減゙、レーザ・プラズマ43.6%減だった。

 国内は156.5億円、前年同月比26.5%減となり、自動車が44.2%増であったが、他の鉄鋼、金属、一般機械、電気はマイナスだった。

 輸出は51.2億円、前年同月比42.3%減となり、韓国・台湾向けのみが4.1倍増で、他中国向33.4%減、北米向55.9%減、東南アジア向1.4%減、欧州向77.3%減だった。

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