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日本発条(ニッパツ)、データセンター向けHDD 用サスペンションの生産能力を増強

 日本発条(ニッパツ、横浜市金沢区)は10月5日、データセンター向けHDD 用サスペンションの能力増強投資を行うと発表した。

 データセンター向けHDD の需要は年々増加する見通しであり、サスペンションの需要も拡大していくことが見込まれる。その中でも、高容量ニアライン向けにTSA(Triple Stage Actuator)サスペンションの需要が高まってきている。これに対応するため、生産能力増強を目的として、今期計画している設備投資に対し追加の設備投資を行うことにした。

 今回追加で設備投資を行う6億円は、精密部品事業において2022年度に計画していた設備投資予定額212億円に対しての追加となる。今回の設備増強によって、現時点で確定している受注増への対応を図るとともに、今後の更なる需要増については、改めて追加の設備投資を検討する。

<概要>
対象事業:精密部品事業(同社日本・中国工場)
投資額:6億円
生産品目: HDD 用サスペンション(ニアライン向けなど)
着工予定: 2022年9月
稼働予 定:2023年4月

 ニュースリリース

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