月島機械の100%子会社である月島テクノメンテサービス(東京都江東区)は10月4日 、下水処理場等の運転管理を受託している武蔵野環境整備(さいたま市浦和区)の全株式を取得したと発表した。
国内の上下水道事業においては、インフラの普及に伴い維持管理が必要な施設が増加する一方、従事する技術者の高齢化が進んでいることから、施設の運転管理については民間委託の導入が進んでいる。月島機械グループにおいては、上下水道施設向けの機器・プラントの納入実績に加え、維持管理や事業 運営に関しても多くの実績を有しており、顧客が抱える上下水道事業の課題に対応するため数多くの運転管理業務や PFI・DBO 事業などを手掛けてきた。
武蔵野環境整備は、1977 年の創立以来、埼玉県内の下水道関連施設を中心に維持管理業務を行っており、大規模下水処理場等の運転管理も受託していることから豊富な経験を有している。月島機械グループでは、同社を迎え入れることで運転管理事業を拡大し、事業基盤の安定化とさらなる成長を目指していく
<武蔵野環境整備株式会社の概要>
所在地:埼玉県さいたま市浦和区
資本金:2 千万円
従業員数:約 120 名