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ヒロセ電機、岩手県盛岡市に生産技術開発拠点の用地を取得

 ヒロセ電機(横浜市都筑区)は9月30日、新たな生産技術開発拠点の設立用地として、岩手県盛岡市との間で同市道明 地区の土地を取得する契約を締結したと発表した。また、有限会社エー・ディー・ディーの全株式を取得し、完全子会社化するため、株式譲渡契約を締結したことも 併せて発表した。

 従来から取り組んでいるモノづくり力の強化を推進するため、ヒロセ電機グループの国内生産拠点(岩手県宮古市、一関市、福島県郡山市)からアクセスのよい盛岡市に先進的な 生産技術開発拠点「東北アドバンスト・テクノロジーセンター」を新設する。

 同センターには、生産技術、工場、協力会社からエンジニアを集め、制御を含めた電気・ソフトの総合的な技術力向上を図り、設備開発力を強化していく。さらに、 国内トップクラスの制御技術を持ち、ヒロセ電機の設備開発協力会社であるエー・ディー・デ ィー社をヒロセ電機グループに迎え、同社の人材の知見を活かしてメカトロニクスと制御の能力を最大限に引き出し、高いパフォーマンスで稼働させる生産設備の開発に取り組むことにより、製造リードタイムの短縮と量産技術の飛躍的な向上を図る。

 また、開発だけではなく、最新の生産技術を学ぶ場としての機能を備えることにより、 グローバルでメカトロニクスと制御設計者の育成に取り組んでいく。

<生産技術開発拠点の概要>
名称:東北アドバンスト・テクノロジーセンター
所在地:岩手県盛岡市道明地区
土地面積:6,983 m²
建築面積:2,040 m²
初期投資額:約 15 億円(概算)
稼働予定:2024 年 3 月

 詳細は、ニュースリリース

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