・東西2拠点体制で旺盛な需要に対応
■投資の背景
以上を踏まえ、福岡県宗像市に約115億円を投資し、冷凍米飯工場を新設する。現在の米飯主力工場である千葉県・船橋工場とあわせて「東西2拠点」の冷凍米飯生産体制を構築し、BCP対応を推進する。
■新ラインの特徴
新工場では、従来生産していた業務用米飯に加え、『本格炒め炒飯®』をはじめとした家庭用米飯を生産することが可能となる。炒め工程を活かした多種多様な米飯商品を生産することができ、またライン上の工夫により、これまで以上に具材を大きくした高付加価値商品等も提供可能となる。
また、持続可能なサプライチェーン構築の観点から、省人化にも積極的に取り組んでいく。従来の人手作業をロボット化、連続工程や無人搬送へ代替すること等を通じ、生産性の向上を図る。
新ラインでは、直火加熱とIH加熱をハイブリッドする独自製法で、炒め工程にかかるCO2を削減する。また排熱の有効活用や太陽光パネルの設置、再生可能エネルギーの活用等を推進し、将来的に「電気由来のCO2排出量をゼロ」にすることを目指す。
<新工場の概要>
所在地:株式会社キューレイ(福岡県宗像市王丸415-1)
敷地面積:鉄骨造2階 建延床面積 約10,200㎡
投資金額:約115億円
生産能力:約70トン/日
従業員数:90人程度
稼働開始時期:2023年4月(予定)
事業内容:冷凍米飯の製造・包装