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ヤンマー舶用システム、養殖マグロの体重を自動解析する「魚体重自動解析システム」の受注を開始

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマー舶用システム(兵庫県伊丹市、以下YMS)は9月13日、養殖機器開発・製造・販売のAQ1 Systems Pty. Ltd.(本社:オーストラリア、日本支社:下関市、以下AQ1社)と共同開発した日本国内向け「マグロ用魚体重自動解析システム」を10月1日より受注開始すると発表した。

 クロマグロの養殖では天然マグロ種苗(ヨコワ)を受け入れる際の資源量や、養殖網内の生育状況把握のため、マグロにストレスを与えず、魚体の情報(個体の数や体長・重量)を把握する事が必要。

 AQ1社が販売する魚体解析ステレオカメラ「AM100」での解析では、いけす内遊泳中の映像を専用カメラで撮影し、その動画に対して作業員が手動で魚体情報を入力する事で、魚体の体長や重量を解析できる。

 今回、画像認識技術を用いてYMSが商品化した「魚体重自動解析PC」を付加することで、例えば「マグロ50尾を選定し、手動での情報入力に約1~2時間要する作業」が自動化でき、その場で解析結果(レポート)が確認できるので、解析作業の省力化や現場作業の効率化に貢献する。

 今後もYMSは、一次産業である漁業の効率化と、育てる漁業である養殖をサポートすることで海の資源を守り、持続可能な未来「A SUSTAINABLE FUTURE」の実現を目指していく。

 詳細は、ニュースリリース

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