・積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要増に対応
現在、MLCCは、通信端末や半導体関連機器の小型化・高機能化、5G普及に伴うデータセンターの増設をはじめ、車載関連においても、ADAS(先進運転支援システム)やEV技術の高度化など、今後も需要の伸びが見込まれている。これらの需要増加に対応するため、2024年5月から新工場棟の稼働を順次開始し、MLCCの生産増強を進めていく。
京セラでは、旺盛な市場要求に対応することで、電子部品事業の強化をはかるとともに、鹿児島県の経済活性化や新たな雇用機会創出による地域社会の発展に貢献していく。
<新工場棟の概要>
名称:京セラ株式会社鹿児島国分工場 第5-1-2工場
所在地:鹿児島県霧島市国分山下町1-1
投資総額:約150億円(工場および一部の生産設備)
建築面積:7,197 m2(鉄骨、6階建)
延床面積:37,600 m2
建設計画:2023年2月着工、2024年5月操業
製品品目:積層セラミックコンデンサ(MLCC)など
生産計画:約100億円/年(初年度:2024年5月~2025年3月)
約200億円/年(次年度以降)