日本電産は8月9日、子会社であるインド日本電産が、インド共和国ラジャスタン州ニムラナにある既存工場の新棟(第 2 棟)起工式を実施したと発表した。
<起工式の概要>
日時: 2022 年 8 月 8 日(月)14:30-15:45(現地時間)
場所: インド ラジャスタン州 ニムラナ
■新棟建設の背景、構想
既存工場は車載及び家電・商業・産業用のモータを生産していますが、第2棟では出力 30kW 以下の電動バイク向けの駆動モータを生産する。
ペダル付き電動バイクを含む電動 2 輪車の世界販売は 20 年の 260 万台から 30 年に 1,300 万台に成長する見通しで、日本電産グループは 25 年度における電動 2 輪車関連事業での売上高 1,000 億円を目標としている。同工場においては、将来的には電動バイク向けだけではなく、インドにおいても普及が進むとみられる小型 EV 用のトラクションモータの生産も予定している。
<インド日本電産ニムラナ工場第 2 棟の概要>
社 名:Nidec India Private Limited (インド日本電産株式会社)
事業内容: 車載及び家電・商業・産業用のモータ、並びに電動バイク用駆動モータの製造・販売
新工場建設地: ラジャスタン州ニムラナ(首都ニューデリーから南西約 120km)
人員規模: 1,500 人(第 2 棟稼働後)
延床面積:6,163 ㎡(既存棟 15,820 ㎡、合計 21,983 ㎡)
竣工: 2023 年 7 月(予定)