セグメント別には、特装車売上高は前年同期を11億96百万円(18%)上回る77億91百万円、部品・修理売上高は前年同期を77百万円(3%)上回る27億53百万円となった。営業利益は前年同期を1億83百万円(35%)上回る7億2百万円、経常利益は前年同期を2億27百万円(30%)上回る9億92百万円。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を1億72百万円(33%)上回る7億2百万円となった。
4~6月期におけるわが国経済は、3月後半のまん延防止等重点措置の全面解除を受け、抑制されていた経済活動が徐々に再開され、緩やかな回復基調となった。しかし、長期化するウクライナ情勢による原油・原材料価格の更なる値上がりや上海のロックダウンによるサプライチェーンの混乱による部品供給の停滞、急速な円安に伴う物価上昇など厳しい状況が続いた。
同社の主力事業である特装車の国内販売については、特にレンタル業界を中心に先送りされていた設備投資が回復傾向となり、前年同期に比べ堅調に推移し、概ね期初に想定していた範囲内で推移した。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2023年3月期通期の業績予想については、2022年4月26日に公表した下記業績予想から変更していない。
売上高615億円(前期比8.7%増)、営業利益76億円(10.8%増)、経常利益81億円(4.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益57億円(1.0%増)を見込んでいる。