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エバラ食品、約26億円投じてタイ孫会社に新工場、子会社と孫会社は増資

 エバラ食品(横浜市西区)は7月14日、同日開催の取締役会において、孫会社である EBARA FOODS (THAILAND) CO., LTD.による新たな工場をタイに建設することを決定し、また同日開催の中間持株会社である株式会社エバラビジネス・マネジメントの取締役会において、EBARA SINGAPORE PTE. LTD.と EBARA FOODS (THAILAND) CO., LTD.に増資をすることを決定したと発表した。

 エバラ食品は、中期経営計画 Unique 2023 において、海外事業を成長ドライバーである戦略事業と定義し、海外売上高 20 億円の目標を掲げている。今後成長が見込まれる東南アジア地域において、エバラブランドの浸透と事業拡大を推進する戦略拠点として 2018 年にシンガポールに子会社を設け、同社を通じて 2021 年にタイ、2022 年にマレーシアへ新法人を設立した。

 今回、アジアを中心とした各地域に根付いた多様な商品展開による新市場の獲得・拡大に向け、海外における製造拠点の構築が必要と判断し、タイに新たな製造工場を設立する。また、工場建設に向け、エバラ食品よりシンガポールの子会社を経由してタイの孫会社に増資を行う。

<新工場の概要>

所在地:Moo 6, Tambon Don Huaroh, Amphur Muan Chonburi 20000, Thailand

敷地面積:18,278.00m2

建築面積:4,957.17m2(予定)

投資予定額:700,000,000 タイバーツ(約 26 億円)

資金計画:自己資金により賄う。

着工予定:2022 年 10 月

稼働予定:2024 年 6 月

 詳細は、ニュースリリース

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