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メッツォ・オートテック、最適なクラッシャー摩耗部品の選択のためのChamber Expert Serviceを開始

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2022年6月20日

 Metso Outotecは、Chamber Expert Service(チェンバー・エキスパート・サービス)を開始します。これは、顧客の破砕現場に提供される破砕プロセス固有のアプリケーション手順を使用して、クラッシャー摩耗部品の幅広い選択肢を提供するサービスです。このサービスは、Metso Outotecのオンライン摩耗部品製品カタログと独自のChamber Proオンラインシミュレーションツールを利用して、顧客の生産目標と特定の破砕プロセスに一致する最適なChamber形状と破砕パラメーターを選択します。

 骨材プロセスでは、最適なChamber 形状と破砕パラメーターにより、プロセスのパフォーマンスが向上し、エネルギー消費とメンテナンスコストが削減され、販売可能な製品が増加し、摩耗部品のライフサイクルが長くなります。

 MetsoOutotecの骨材クラッシャーウェアのバイスプレジデントであるJarkko Leppänen(ヤルコ・レッパネン)は次のように述べています。
 「このサービスは、プロセスパフォーマンスの継続的な改善に対する顧客の高まる需要に応えて開発されました。正しい摩耗部品と検証済みのサイズにより、顧客の破砕プロセスに明確で持続可能な違いが生まれます。」

 MetsoOutotecの骨材クラッシャーウェアのグローバルビジネスサポートマネージャーであるJukka Salovaara(ユッカ・サロヴァーラ)氏は次のように付け加えます。

 「Chamber Proシミュレーターを使用すると、Chamber の形状とクラッシャーの稼働パラメーターの変更が機械の性能にどのように影響するかを予測できるため、具体的な生産コミットメントを得ることができます。」

 Chamber Expert Serviceは、顧客のためにクラッシャーを製造します。

・顧客の容量と品質の目標に一致する最高のパフォーマンスのChamber
・最適なChamber 形状と破砕パラメーターを確保
・プロセスパフォーマンスの向上とエネルギー消費の削減により、持続可能性のメリットが向上します
・新しい機器に多額の投資をしなくてもコスト効率が良い
・摩耗部品の寿命を確認

 Chamber Expert Serviceは、英国で6月21〜23日に開催されるHillhead (ヒルヘッド)採石場イベントで紹介されます。

■ Metso Outotecについて
 Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスの最前線にいます。顧客のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、製品とプロセスの専門知識で環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。 Metso Outotecは、科学に基づいた目標を掲げて、地球温暖化を1.5°Cに制限することに取り組んでいます。
 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上の従業員を擁し、2021年の売上高は約42億ユーロ(約5,460億円、130円換算)でした。同社はNasdaq Helsinkiに上場しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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