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鍛圧機械、22年5月の受注は前年同月比で35.6%増の313.1億円、17ヶ月連続プラス

 日本鍛圧機械工業会は 6月8日、2022年5月度の鍛圧機械受注実績を発表した。それによると、受注総合計は313.1億円と、前年同月比で35.6%増となり、2021年年初から引き続き17ヶ月連続プラスとなった。

 プレス系、板金系ともに国内外で好調だった。全世界的にコロナ禍もおさまってきているが、一部部品の品薄や、物流関係の混乱による長納期化、ウクライナ侵攻による原材料高騰等の影響が引き続き懸念される。

 プレス系機械は153.4億円と、前年同月比で65.4%増となり、超大型プレスが大幅増、中型プレスが47.9%増、大型プレスが29.9%増、小型プレスも3.0%増、油圧プレスも25.7%増と なり、フォーミングのみマイナスとなった。板金系機械は96.8億円で、前年同月比38.8%増となった。パンチングが65.9%増、レーザ・プラズマ45.7%増、プレスブレーキも9.8%増だった。

国内は119.6億円、前年同月比53.6%増となり、自動車2.3倍、電気3.2倍、鉄鋼1.9倍、一般機械71.4%増、金属0.2%増だった。

 輸出は130.6億円、前年同月比54.3%増となり、中国向け2.4倍、東南アジア向け38.5%増、欧州向け29.9%増となったが、北米向け、韓国・台湾向けはマイナスとなった。

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