Liebherr (リープヘル):2022年5月31日
Kirchdorf an der Iller(キルヒドルフアンデアイラー、ドイツ)、2022年5月31日– ECM指令としても知られる新しい(EU)指令2019/779は、より高いレベルのネットワークで動作する鉄道車両に適用されます。 Liebherrの鉄道ショベルも、将来この新しい認証要件の対象となります。
■新しい実施規則は認証を要求します
トラックホイールの亀裂によって引き起こされた2009年のイタリアでの重大な鉄道事故に続いて、指令(EU)445/2011が導入され、「貨車の保守を担当するエンティティ」の認証システムとしてECMが実装されました。これまで、包括的な保守管理システムを必要とするこの指令は、貨物列車に対してのみ有効でした。鉄道交通の安全性を高めるために、古い指令が改訂および拡張されました。
2019年に発効した新しい指令(EU)2019/779は、公共の鉄道網で運行するすべての鉄道車両に適用を拡大します。これには、ドイツ、オーストリア、チェコ共和国などのさまざまなヨーロッパ諸国で稼働しているLiebherr鉄道掘削機も含まれます。スイスなどの非EU諸国も、この規制に基づいて要件を定めています。
改訂された指令には、保守プロセスが監査されるすべてのECMエンティティに必須の認証システムも含まれています。ECMエンティティに割り当てられていない車両は、鉄道交通で使用できなくなります。
■ECM認定による顧客のメリット
Liebherr-Hydraulikbagger GmbHと、ドイツ、オーストリア、チェコ共和国のLiebherrの販売、レンタル、サービスパートナーは、指令(EU)2019/779に準拠した保守管理システムを実装しています。今年の6月から、これらの部門は正式にECM認定を受けます。
ECM認定が成功すると、Liebherr-Hydraulikbagger GmbHは、顧客に有能なコンサルティングとサポートを提供し続けることができます。さらに、同社はまた、鉄道掘削機の製造における通常の高品質のプロセスを支持し、ECMに準拠した手順を保証します。
認定が成功するということは、Liebherrの販売およびサービスパートナーが、Liebherr鉄道掘削機の修理、年次検査、および改訂を行うための認可と訓練を受け続けることも意味します。Liebherr-Mietpartner GmbHとCarl Beutlhauser Baumaschinen GmbHも、公式のECMエンティティとして認定されています。 これにより、Liebherrの鉄道ショベルをおなじみの方法でレンタルできるようになります。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。